森想木工舎 田澤祐介 / 茶杓 / クロガキ材 パリサンダ材 / 蘇芳染拭漆 / 拭漆 / 濃錫錆 / 緑錆吹

神奈川県を拠点に家具・木工作家として活動される、田澤祐介さんの「茶杓」。

木地に透けた生漆を塗っては布で拭き取る作業を繰り返し、木目を生かして仕上げる「拭き漆（ふきうるし）」と、漆と砥石の粉を塗り重ねることで、独特の表情を出す「蒔地漆（まきじうるし）」で仕上げられたそれぞれの茶杓。

滑らかなカーブが美しいフォルム。

「茶杓/クロガキ材/蘇芳染拭漆」は、幻の木材とも言われる黒柿を加工し、拭き漆（うるし）の技法で、防水加工を兼ねた、赤黒い艶のある茶杓へと仕上げられてます。

1000本以上に1本の割合で発生する、自然の黒色が入った柿の木「黒柿（クロガキ）」の希少性の高い表情を活かした、透明感のある美しい茶杓。

「茶杓/パリサンダ材/拭漆」は、バイオリンや木管楽器などに使われる高級木材「パリサンダ材（本紫檀）」を使った茶杓。

高貴な紫の表情を持つ木材「パリサンダ材（本紫檀）」をベースに、拭き漆で透明感のある表情に仕上げられてます。

「茶杓/パリサンダ材/濃錫錆」と「茶杓/パリサンダ材/ 緑錆吹」は、漆と砥の粉（砥石の粉）を塗り重ねることで、独特の表情を出す「蒔地漆（まきじうるし）」による仕上げ。

「茶杓/パリサンダ材/濃錫錆」は、砥の粉によるゴツゴツした表情と強度を加味した上、錫粉や鉄粉等を振りかけて漆で固めた、金属のようなメタリックで独特な装飾性が特徴的です。

「茶杓/パリサンダ材/ 緑錆吹」は、砥の粉によるゴツゴツした表情と強度を加味した上、緑錆が出た銅粉や、鉄粉を振りかけて固めた、緑色から銅色への色ムラの趣深い表情が特徴的。

丁寧に削られてた茶杓の木地に、漆と砥の粉と金属粉が積層に重なった、深いグラデーションを楽しめる個性的な茶杓です。

細かい作業による仕上げが、道具の美しさを、より一層引き出してます。

木材の色合いや、木目や杢の模様や位置、または仕上げによる表情は、作品ごとに異なります。

高いアート性と共にお茶の時間を楽しめる、強烈な個性を放つ一点ものの茶杓。

ご希望のアルファベットをご指定の上、ご注文ください。

 

【サイズ】約 H18-19cm × W1-1.2cm ※若干の個体差があります。

【材質】クロガキ（黒柿）蘇芳染拭漆 / パリサンダ材  蘇芳染拭漆 / 拭漆 / 濃錫錆 / 緑錆吹

【生産国】日本

 

※作品の材料に使われている木材は、1点モノの風合いを楽しめるよう、「節（フシ）」や、特徴的な「木目」や「杢」がある木材をあえて選ばれている場合があります。

木材の色合いや、木目や杢の模様や位置は、自然素材のため、作品ごとに異なります。これらを理由とした交換や返品などのご要望は、受け付けることは出来かねますので、何卒ご了承下さいませ。

また、素材に依存した色合いや模様など、見た目やデザインに関する詳細なご希望についてもご指定いただくことは出来ません。ご注文の際は、事前にご了承いただけますと幸いです。

 

※売り切れた品は、一定時間を経過すると表示順位が下がる仕様となります。

※『商品名』や『販売価格』など、ご希望の商品と相違ないか、よくご確認の上、お間違いないように、ご注文お願いいたします。

 

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